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★ 亜細亜大学「トップマネジメントセミナー」
この日は、亜細亜大学経営学部の講義「トップマネジメントセミナー」という授業で、伊藤妃実子（慶應義塾大学政策・メディア研究科）が講演をさせていただきました。約500名の学生のみなさまにお話しさせていただきました。
亜細亜大学学長の小川春男先生、経営学部長の原仁司先生、そして授業前から当日までお世話になった石塚隆男先生、白珍尚（ベクジンサン）先生、本当にありがとうございました！
授業のテーマは「新たな価値のプロデュース」。やまとなでしこプロジェクトを通して、「日本の新たな魅力」・「日本の新たな価値」を再発見し、伝えていきたいというメッセージをお伝えしました。
まだまだスタートしたばかりのプロジェクトですが、みなさんの関心の高さと一緒に活動できたら！というお声掛けの多さ、嬉しく思います。日本の伝統産業、地域産業を取り巻く環境は依然厳しさを増していますが、日本の良いものを大切にしたいと願う若者もたくさんいます。本日の授業でも、実際に自分の手で服を作っている竹内さんという学生さんに出会いました。（もちろん日本製です！）
これから私たちが大人になっていきます。私たちのプロジェクトメンバーは平成生まれの人も多いのですが、私たちの世代が”購買層”とよばれる日が来る頃には、Made
in Japaｎや日本文化への愛着がもっともっと深まっているかもしれません。
講義の最後には、たくさんの学生さんが集まってくれました。亜細亜大学のみんなとも一緒に、このやまとなでしこプロジェクトで活動できたら嬉しいです。仲間の輪、ご縁の輪が広がりますように・・・。
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★ 定例ミーティング&講演準備
この日は、いつものなでしこチームの定例ミーティングに加え、いよいよ木曜日に迫ったSFCでの講演に備えた打ち合わせを行いました。
ミーティングでは、石田愛奈が武蔵野音大チームの報告を行いました。武蔵野音大から参加してくれる山田絢加さん（武蔵野音大／音楽部声楽）、大野詩織さん（武蔵野音大／音楽環境運営学科）、久守あさひさん（武蔵野音大／音楽学部ピアノ）は、日本の伝統音楽を広げるための企画を、先生方に相談させていただきながら進めています。
日本から消えゆく音楽、日本人作曲家によるオペラ、日本に数人しか奏者が残っていない平家びわの伝承・・・。「音楽」という一つのテーマだけでも、本当にたくさんの可能性が存在しています。
私たちは、日本人なのに日本の文化を知らなすぎる。知らずして海外にばかり憧れる。これは、とても悲しいことだと思います。私たちのやまとなでしこプロジェクトには、海外からの帰国子女もたくさん参加していますが、それは、日本を一度離れてみたからこそ、日本をもう一度考えようとする力が養われているからなのかもしれません。 |
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★ 慶應義塾大学SFC「まちづくり論」講演
この日は、慶應義塾大学SFCの「まちづくり論」という授業で、石田愛奈（慶應／環境）、岩本乃蒼（慶應／環境）、伊藤妃実子（慶應／政・メ研究科）の3名が講演させていただきました。
授業のテーマは「伝統産業の活性化」。前半は、飯盛先生が「有田焼」の現状についてお話しされました。
下請け構造や分業化によって、産業の空洞化が進行化し、消費者のライフスタイルの変化によって需要が激減する中、どのような対策が必要なのかを議論しました。
伝統産業の低迷は、日本が抱える大きな課題です。しかし、「大変だ」と誰もが分かっていても、それに対して具体的にアプローチすることが難しいのが現状です。しかし、「大変だ」と思って傍観していたのではあまりにも無責任すぎます。私たちにできること、やらなければならないことから、その一歩を踏む出すことが大切なのではないでしょうか。
そして、やまとなでしこプロジェクトを、一過性のものではなく、持続可能なプロジェクトにしていくためには、地域の方々や産業の担い手の方々との末永いお付き合いが大切だと改めて実感いたしました。
今すぐに結果が出るものではありません。しかし、私たちがお母さんになり、おばあさんになり、時代が進んだ頃、見えてくる成果があるかもしれません。まだ見えぬゴールに向かって進むのは困難な時もありますが、引き続きメンバー一同努力していきたいと思います。
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